節水でトイレがつまるかも? お勧めの節水方法は?

節水でトイレがつまるかも? お勧めの節水方法は?

日本は他の国と比較して水道(そのまま飲める)の普及率が高い事で知られています。

水道の蛇口からいつでも好きなだけ安全な水を利用する事ができます。

飲料水、食事の支度や後かたずけ、お風呂に洗濯、洗顔や歯磨きトイレなど水なしでは日常の生活を送るのも一苦労ですし生命を維持する事もできません。

そんな大切な水を無駄にしない「節水」する事はとても大切なことですが、トイレの誤った節水方法がトイレつまりを引き起こしてしまう原因になる事をご存知でしょうか?

平成27年(2015年)の調査で一般家庭で一番多くの水を使う場所は「お風呂」で次に多い場所が、「トイレ」となっていますが、実は2006年(平成18年)度の東京都水道局の調査では、一番水を使う場所はトイレだったのです。

これは、ここ数年で新型便器や節水型便器の開発が進みそれらが普及し始めたことにより逆転したと考える事ができます。

多くの水を使う水洗トイレですが、水洗トイレは便器から排せつ物を押し出すだけでなく排水管内に流した排せつ物を一定の距離まで運ばなければなりません。

排泄物が排水管に堕ちただけでは、汚水管つまりの原因になるため多くの水でより遠くへ運ぶ必要があるのです。

 

家庭での水の使われ方グラフ 
※平成27年(2015年)
 

家庭での水の使われ方円グラフ

引用:東京都水道局(東京都水道局 平成27年度一般家庭水使用目的別実態調査)

 

節水は水の大切さを知り、水道代まで節約できて良い事なのですが、「トイレの節水」対策には注意が必要です。

水道代を節約したつもりが・・「トイレつまり」の解消費用でマイナスになってしまわないように今回は、トイレのトイレつまりを防ぐ節水のポイントをご紹介していきましょう

 

トイレのつまりを防ぐ節水ポイントはここ

 

節水する事でトイレつまりが発生してしまうなんて以外だと思うかも知れませんが節水方法によってはトイレつまりが起きます。

 

洗浄水量を「大」「小」を正しく使う

 

トイレタンクのレバーが回らない

 

洗浄水量を「大」「小」で使い分ける事が節水に繋がると分かっていても「小」のレバーを活用できない場合もありますよね。

小レバーを活用しない理由はトイレットペーパーが綺麗に流れないから使いたくないと思っているのではないでしょうか?

 

何で「小」で流すとチョロチョロとしか流れないの?

レバーを捻りっぱなしにしないと水も止まるし・・・

綺麗に排水出来ないから仕方なく「小」を大で流す事になります。

 
実は・・・小レバーのタイプで排水能力が変わるのをご存知ですか?
 

30年くらい前(前後)便器に備え付けられていた小レバーは「ホールドタイプ」と呼ばれるものでこのタイプは、一回レバーを捻っただけではトイレットペーパーを流すのに必要十分な水量が確保できませんでした。

※ホールドタイプは捻っていないと水が止まるタイプ

レバーを捻り続ければ水は流れ続けますがそれでも水量が足りない時もあり大レバーを使う必要がありました。

 

最近の「小」レバーは殆どが「ノンホールドタイプ」です。

「ノンホールドタイプ」は一回「小」レバーを捻ればトイレットペーパーも問題なく流す事ができます。

※ノンホールドタイプは一回捻れば適量を流す事ができるタイプ

最近の便器は殆ど「ノンホールドタイプ」ですが、便器の寿命は以外に長いため「ホールドタイプ」のレバーが備わった便器も多く使われています。

ホールドタイプでは「小」を「大」で流さなければならない状況もありますが、支障のない範囲で適切なレバーを使うだけで節水効果が期待できます。

「ノンホールドタイプ」のレバーが備わった便器でも以前の習慣で全ての排水に「大」を使う事もあるかも知れませんが、毎日、複数回使用するトイレですから少し意識するだけでも大きな節水効果を生むことになります。

また、適切な排水レバーを使い排水する事は、節水だけでなくトイレ便器のつまり予防にも繋がります。

 

適切な排水でトイレつまりも防止

 

大便を「小」の水量で流していませんか?

 

小便を「大」で流すと排水量が多いため水の無駄になりますが、節水のため大便を「小」で流した場合便器内の排水路に便や紙が残ってしまいトイレつまりを起こしやすくなります。

 

便器内でつまり易い場所

 

①のせきや②の排水路が比較的詰まり易い場所です

 

トイレつまりが起こりやすい場所

 

便器交換を検討する

 

費用はかかりますが、便器交換を検討されているようであれば節水型トイレも検討しましょう。

1987年~2001年代に製造された便器は、一回の大洗浄で約13リットル~の水を使用していますが、最新型の節水トイレは(メーカーや機種・※設置方法にもよりますが)約3.8リットル~と少ない水量で洗浄ができるようになっています。

節水トイレでなくても最近の便器は(メーカーや機種・※設置方法にもよりますが)約6リットル~ですから1987年~2001年に製造された便器と比較して50%程の節水効果があります。

節水型トイレでは一回当たりの洗浄水量を従来品(1987年~2001年)約13リットルと比較すると「3.8リットルタイプでは約75%」の節水になります。

従来便器の約1/3以下の水量です。

1987年~2001年代に製造された便器から現在の便器や節水型トイレに交換することで大きな節水効果が期待できます。

 

※設置方法による違い

排水を横に流すか、下に流すかで排水量が異なります。
床排水、壁排水での水量の違いは約1リットル強です。

トイレ排水壁

排水管が壁排水の場合は床排水と比較して排水に必要な水の量が増えます。
横に排水する事から縦(床排水)より多くの水が必要になります。

 

トイレ排水床

壁排水に比較して排水の水の量を減らす事ができます。
下方向へ排水するので横(壁排水)より少ない水の量で排水する事ができます。

 

節水に適した節水型便器ですが、注意点もあります。

 

節水型トイレ(便器)の注意点

 

※最新の節水型トイレでは排水量が少な過ぎるため汚水配管の経路や傾斜によって設置が困難な場合もあります。
※水圧が低い場合は節水型トイレの設置が難しい場合もあります。
トイレを節水型にリフォームする場合は、汚水配管の長さや設置階、水圧などを考慮して機種を選ぶ必要があります。

節水型トイレ(便器)への交換が難しい場合でも新しい(最新型)便器に交換する事で節水する事は可能です。

 

直ぐに実践できるトイレ節水方法はこれ!

 

トイレの節水方法をご紹介しましたが、男性、女性に限らず直ぐに実践できるトイレをつまらせる事無く行える節水対策は①洗浄水量を「大」「小」で使い分ける方法です。

レバーを回す時に意識するだけなので直ぐに実行可能なトイレの節水方法だといえます。

 

注意!間違ったトイレの節水方法

 

トイレの節水に役立つ方法をご紹介しましたが、ここからは間違ったトイレの節水方法について説明いたします。

 

瓶やペットボトルを使った節水

 

以前、口コミで広がった節水方法ですがご存知でしょうか?

それは「トイレタンクの中に水の入った瓶やペットボトルを沈めて節水する」という方法です。

この方法は、水洗タンクに流入する水の量を節約(減らす)します。

確かにタンク内に注水される水の量は減るのですが・・・・

 

水洗トイレタンク注水イメージイラスト

 

水洗タンクの中には浮き球があり、タンクに必要な量が流れ込むと浮き球が上に押され水の流入がストップする仕組みになっています。

予め、水の入った瓶やペットボトルを入れて嵩上げしておけば、少ない水の量で浮き球は所定の位置に移動し注水が止まります。

注水量を調整する事で水の節約になるといった発想です。

しかし、実際にタンク内に溜まった水の量では便やトイレットペーパーを勢いよく流すのに必要十分な量ではない事になります。

便器を設計する時に排水路の大きさ(径)と必要な排水量を計算します。

排水に必要十分な量が確保できないと、便やトイレットペーパーが排水路に溜まってトイレつまりを起こします。

また、排水管に堕ちても汚物を流しきれない事で汚水管のつまりが起き易くなります。

トイレ便器のつまりも大変ですが、汚水管がつまったら更に多くの修理費用を負担しなければならなくなります。

大便を小便の排水で流しても同様の事が起き易くなります。
※①洗浄水量を「大」「小」で使い分けるで説明しています。

 

また、ペットボトルがトイレタンク内の部品に接触して部品が正常に動かなくなるなどのトラブルが発生し修理が必要になることもあります。

以上の理由からペットボトルや瓶を使ったトイレの節水はお勧めする事ができません。

節水したつもりが、トイレつまりや水洗タンク内の不具合などで余計な出費がかかってしまうかも知れないので注意してください。

 

お風呂の残り湯を使った節水

 

トイレタンクにお風呂の残り湯を入れてトイレを流す方法です。

これもトイレタンクの中にゴミや髪の毛が入って雑菌が繁殖してしまう原因やゴミや髪の毛が部品の正常な動作を妨げる原因になる事が予想されます。

節水ができても結果として修理が必要になる事もあるので正しい節水方法でないと言えます。

 

まとめ

 

トイレの節水対策は重要な事です。

できるところから、トイレ便器やトイレの水洗タンクに優しい節水を実践してみてはいかがでしょうか?

 

 
 

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